紅の豚久しぶりに見た(２／３位)

このタイミングでこのサングラスとか、なるほどヒーローじゃねーの。

昨日金曜ロードショーで紅の豚やってたんで見たのです。
確か劇場で２度ほど見たのだけど、当時気付かなかったこととか今になっていろいろ分かるようになって結構面白かったのですー。
っていうかぶっちゃけ観た当時って、あんまり好きじゃなかったのです。
例えばジーナがポルコとのハナシ中に何故ｷﾚてたのか、エンディングにどうしてポルコは姿を見せなかったのか、豚から人間に戻れたのか、政府軍との空戦なんでやらなかったのか、ジーナは賭けに勝ったのか…とか…。まあとにかくいろいろ気になったコトが多くってﾓﾔﾓﾔしたままだったのですね。なんとなーく。
だけど久しぶりに見返してみると、それらのﾓﾝﾔﾘポイントに悉く解答が与えられていて、すごく感心してしまったのです。
以下箇条書きでちこちこ思ったことなど書いてみます。

道中ジーナなんでｷﾚてるん？

ポルコが自分のコトもジーナのコトも大切にしてなかったから。
ジーナってばポルコが撃墜されたってハナシ聞いて慌てて探しに行ったのに、いざ向こうから生存連絡あったと思ったら「あの蛇ﾔﾛｳに伝言頼む」だもんねえ。まさにジーナ眼中になし発言をポルコがかましたため、さすがのジーナもｷﾚたと。
＼女を桟橋の金具位にしか思ってないんでしょ!／なるほど確かに。このすれ違いオモシロイなー。

何でエンディングで、ポルコはフィオに会いに行かなかったん？

お尋ね者になってたから。
これ当時まったく気付かなかったです。ポルコお尋ねものになってたんですねえ。中盤ポルコの戦友フェラーリンが「猥褻物陳列罪で政府がお前をしょっ引くぞ」とか言ってたんだけど、
そのあとピッコロ社(フィオのじいさんトコ)が政府の突き上げを躱す建前上＼戦闘機作ったけどフィオを人質にとられたっす／ってコトにしたんだよね。だから少なくとも今の政府が倒れるまでポルコは身を隠す必要があったのだよねえ。

ジーナは結局賭けに勝ったん？

これは勝ったってことで宜しいかと。
少し前にネットで話題にあがってたけど、エンディングフィオがエアプレーンでジーナの別邸を訪れるシーン、ポルコの戦闘機が停泊してるのだよね。(昼間に)それゆえ賭けに勝ったと。
だけどそんな物的証拠を出すまでもなく、フィオの語りでポルコがジーナのもとに戻ったってわかるようになってるのですねえー。フィオの語りが穏やかで、かつふたりだけの秘密って言ってるトコロ、明らかにポルコ帰ってなきゃこんなニュアンスにならないのですねえ。ようやくわかったですよー。
それにしても序盤、スイミングスクールの娘っコたちがわーわー大騒ぎするシーン、宮崎先生がロリ○ンだってわかってから俄然面白く見られるようになりましたねえ。幼女の脱ぎっぷりとか表情の豊かさとかすごい心血注いで描いていて何度も笑いが…。