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(元)ベーマガ族が昔のベーマガをサルベージするついでに昔のことなどドヤ顔で語りだしてもう始末に負えないって日記の存在?!

(元)マイコン族じゃないケド(元)ベーマガ族がこの乾いた世界に颯爽登場!←よせ!

(想像以上に保存状態が良くてビビる)

こういうピンポイントなツール、yesだね!

昨日発表されたニンテンドーDSi用BASIC「プチコン」に触発されて、実家においてあったマイコンベーシックマガジン(通称ベーマガ)を本棚から引っ張りだしてきましたよ。昔の雑誌にも程があるのでさすがに殆ど捨ててしまったのだけど、1997年と1998年のものが見つかりました。なんと今から13年も昔なんですねえ。ふむむ。

(中の記事、ポケモンついにアニメ化とかナチュラルに書いてあってビビる)
さてんでは中の方ぱらぱら見てみますよ。

(ベーマガ二枚看板のひとつ、投稿プログラムコーナー)
えーと、これがベーマガのメインコンテンツ、プログラマー&クリエイターへの登竜門「BMプログラミング講座&特選投稿プログラムコーナー」ですよ。時代が進んだこのころはベーマガのwebサイトからダウンロードとかできたんですねえ。(しかしPC98とかじゃ意味なかった)


(イラスト含め結構皆実名投稿で時代を感じる仕様)
こうやって投稿されたゲームプログラムの紹介がされていて、(イラスト付き!)、んで隣にソースコードが掲載されてたんですね。

ベーマガの楽しみ方(how to play)

ベーマガ買ってた頃はまず自分が持ってた機種のページをざっと見て、(98とか88とかX68000とか)んでおもしろそうなの見つけたらそのソースコードをコンビニでコピー。あとは打ち込みやすいように一行ごと蛍光ペンでなぞったりしてましたねえ(遠い目)
打ち込んだプログラムはまず一発じゃ動かなくて、シンタックスエラーが出るならまだ良くて(エラーの行番号が出るから修正容易)ファンクションコールとか呼ばれると総当たりでエラーチェックしなきゃだったりで、動かすまでホント一苦労だった感(白目)だからこそきちんと動いたら嬉しかったし、そのコードをみていろいろ改造したり勉強したりしてましたよ。おもしろそうなゲームが他機種だったりとかしてギギギってなったりねえー。

(明日のスタープログラマーの項でDr.Dに絡まれるとか明らかに少年の夢。)
マイコン少年はそうやってプログラムに慣れ親しんでいた筈です(推測)当時はPC持ってる人がそもそも少なくて、なかなか知人友人で趣味を共有しづらかったのですよね。ベーマガはそんなI'm not boy達の心の拠り所(ゲームとか作ったりしてるクラスタは君ひとりじゃないyo!)だったのです(推測)


(こういうコーナーが軒並みパージされてしまったの痛かった)
※とはいえベーマガは、このあと開発環境の多様化によるユーザの離散やら本誌アーケードゲームコーナーのパージ、謎の紙質重厚化など相まって休刊してしまったのですケドね…。個人的にはアーケードゲームコーナーをパージしたの痛かったと思うのです。コンシューマーやアーケードゲームの情報をベーマガで得る→ゲームプログラムに反映させるってループが断ち切られてしまったのですよね。

ゲームが好きで好きでしょうがないからついに作っちゃったクラスタの存在!?

この時代に颯爽登場したDSiwareプチコン」、もちろん昔とった杵柄でバリバリプログラムを組んでもいいケド、これってあの頃を懐かしいって感じる世代を繋ぐハブツールだって感じがしますね。「プチコン」に反応した方々とはきっと楽しい話がいっぱいできるって気がしますよ。なぜならあの頃ベーマガ片手にプログラムを組んでた方って言うのは、多分同世代の誰よりもゲームのコトが好きで好きでしょうがなくって、だからこそ自分で作り始めてしまった冒険野郎達に違いないのだから。
にしても、ゲームを制作できるBASICがまさにDSiというゲーム機でリリースされるってのはなんというか運命的というかすごく因果を感じますねえ。