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レッツゴー仮面ライダー観てきましたよ

シネティアラは土日初回モーニングショーにならないんだった。いつもは前売り買ったりメンズデー狙いで映画館行ってたんで久しぶりに1800円だとちょっとお高いイメージ。むうう。

今日は朝からレッツゴー仮面ライダー観に行ってきました。朝イチ回なのに結構親子連れが来てましたよ。髪に寝癖つけた男の子いっぱいで和むなど。
いつものようにまったく事前情報入れずに行ったのだけど、コレオーズ映画っていうよりニュー電王の手を借りた初代仮面ライダーストーリーってカンジですよねえ…。どのライダーとも絡んでいける電王の時間を操る能力の万能さマジ…。とりあえずネタバレ全開で感想など書いてみますよ。まだ公開1週目なんで念のため折り畳んでおきますー。
うー、おもしろかったです。
物語は初代ライダーの時間軸にメダルを落としてしまったコトによる時間改変を、ニュー電王とオーズが元に戻すって話なんだけど、去年のエピソードブルーといい、時間を操るって仕掛けがホントうまく機能していて唸らされたですよ。過去作品とタイムパラドックスの親和性の高さマジ…。

仮面ライダーのご当地ヒーロー感

今年は仮面ライダー生誕40周年なんだとか。その節目に初代仮面ライダーの再定義をやってみよう!みたいな企画がこの「レッツゴー仮面ライダー」なのだと思うんだケド、んじゃ初代仮面ライダーってのは何ぞや?というQに対する答えとして浮かぶのが「少年少女を守る守り手」なのだと思うのです。これって人類を救うとかそんな大それた目的を掲げているワケじゃなくて、あくまで「身近な人々を守るヒーロー」である、それが仮面ライダーなのだと。そう思ったのです。仮面ライダーの敵であるショッカーの造形も、いわゆる年端のいかぬ少年少女が考える「卑近な悪の具現化」なのですよね。なんというか今回の映画ではそういう定義を再確認させられたカンジです。
で、それを踏まえて、仮面ライダーという存在が卑近なヒーローであるが故、守られている少年たちもまた仮面ライダーを支える存在となっているんですよね。少年仮面ライダー隊を例に出すまでもなく。映画では両者の結びつきを改めて強く感じました。過去に残った少年がそのまま大人になって仮面ライダーの洗脳を解くって展開は「かつて仮面ライダーに助けられていた少年が成長して仮面ライダーを助ける」という象徴的な出来事であると同時に、「思いが時間を越えた瞬間」だったのですよね。
ここで「思いがある限りその時間は不滅」という電王ルールにより、時間改変で消滅した筈の過去のライダーたちが復活するって流れはホント素晴らしかったと思うのです。シビレタワー!このために電王の特異点の設定を序盤で再確認させてるワケで…ホントスゴいなとか思ったり。むううう。
堪能しました。
あと簡単に見所チコチコ箇条書きしておきます。

  • ちらちら見切れるメタルゲラスさんマジ
  • ライダー40周年ひき逃げアタック!\40!/
  • オールライダー大集合!のシーンで何故かダラッと立ってるミッシングエースの面々
  • 粉々になるデンライナーと内部セットの破壊←もう電王シリーズ作らないってメタファよせ!

いい映画でしたよ。満足満足。