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うさぎドロップ第9話の感想など書く日記

今週のうさぎドロップはコウキ回でしたねえ。

いい笑顔です。

そしてこのふてくされ顔です。
ダイキチに見せてる表情と担任の先生に見せてる表情がまるで違うというアレ。
そいえば担任の先生がコウキのコトを「コウキさん」ってさん付けで呼んでるのに対し、ダイキチはコウキのコトを「コウキ」って呼び捨てにしてる。んでコウキもまたダイキチのコトを「ダイキチ」と呼んでる。コウキの母親はそれを咎めるんだけどダイキチは呼び捨てでいいって言ってるんですよね。こういうトコロにふたりの距離の近さを感じる…のだけど…。

片親であるコウキは多分ダイキチに父親の影を見てると思うんだけど、ダイキチの方はどうなんですかね。割と甲斐甲斐しくコウキの世話を焼いてるんだけど少なくともダイキチは彼の父親代わりとしてどうこうって言う振る舞いはしてない気がするんですよ。
ラスト付近でコウキがごはんつぶを手で集めて、んでそれを箸でつまんで食べるって描写があるんだけど、ここでもしダイキチが一言口を挟んだとしたなら(隣にいる母親を差し置いて)、これはもう一線を踏み越えたって描写だと思うんだけどソレありませんでしたね。
家族ぐるみのつき合いをして、お互いすごく馴染んでいるとはいえ、例えばお泊まりはしない、みたいなトコロからもやっぱ両者には決定的な線が引かれている気がします。※多分この線ってダイキチとりんにもある気がするんですよねえ。なんだろな家族に極めて近い関係でありながらギリギリそうじゃないってのを同時に見せてるカンジ。
堪能しました。この回はダイキチとコウキの近さを描写しつつ、だけど決定的な一線は引いてるって、そんな風に読みましたよ。
うーん…こういうの見ちゃうとやっぱ気になる第二部の存在…。ここまでコウキを描くってコトは、第二部においても重要な存在として登場してくるってコトですよねきっと。ううん原作買っちゃおうかなあ…。