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[感想]劇場版BLOOD-C The Last Dark

(╬´◓Д◔`╬)フミトオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

というコトで劇場版BLOOD-C The Last Dark観てきましたですよ。彩の国の公開スクリーンはいつものごとくMOVIXさいたま一択なんだけど、まあ枠あるだけでもありがたいですかねー。
でeチケットの状況とか見ると封切り当日から結構人入っててビビるなど…見に行った当日も満員に近い位入っててなーんだ茶番だ何だって言っても皆結末気になってたんじゃーん???とか思っちゃいましたよ。
で、めっちょ堪能して帰ってきました。いやホント面白かったですわー。物語はモロTV版虐殺エンドの続きでフミトを追ったサヤが復讐を誓うって話なんだけど、でっかい権力持ってて迂闊に近寄れなくなったフミトを捕らえる為、サヤはフミトと敵対する組織の用心棒的ポジションに収まるんですね。新キャラもどんどこ投入されて、巨大戦力vsテロリストみたいな構図に再構成され、TV版未見でも十分楽しめるリブート的作りになっててうまいなーとか思ったり。フミト撃退組織の一員になったサヤが何かいいお姉ちゃんキャラになったりしてて何かこういうのニヤニヤしちゃいますな。
さて、んでは観た感想などちこちこメモ書きしておきますよ。一応折り畳んでおきますー。
ブラッドCって当時ヒーロー物の系譜として見てたんですよ。普段平和に暮らしてる女の子が実はダークストーカーで夜な夜な身の丈ある日本刀を振るっては怪異を斬るみたいなお話。でヒーロー物の系譜として道中その正体がバレ、守護してた筈のマジョリティから排斥されるってストーリーが展開するんだけど(王道!)、なんと王道と見せかけ実は「全部古きものをたぶらかすお芝居」でしたー(デデーン!って斬新すぎるオチをぶちカマしたんですよね。視聴者の半分がポカーンってなった伝説のオチですよ。でキレたサヤがその「仕掛け」を食い尽くして(虐殺ウサギはサヤのメタファすよね)TVシリーズは終わったんだけど、その後、首謀者であるフミトを「けじめ」として討つって物語。それが今回の映画だったんですね。
で、今回、フミトは何でこんな壮大な茶番劇を仕掛けたん?というTV版では語られなかったオチをつまびらかにしたんだけど、万人は納得しないだろうけど聞いてなるほどって腑に落ちるオチ、ちゃんと持ってきたんで満足しましたですよ。
要は古きものに心奪われたもの(フミト)がなりふり構わず策を弄して古きものになろうとしたけど結局到達せず終わり、しかしその心は手に入れ満足して死んでいったんですよね。気づいてもらえた片思いはそれもう半分成就してね?的アレ。そういう意味ではなるほどフミトの勝ちだし巻き込まれたメンバー(サヤ含む)はホントもうアレなんだけどまあはい。
劇場版になることでTV版の構造をもなぞって見せたんだけど、見事にラストのちゃぶ台返しまでやってのけてウオオってなりましたな。またしてもサヤちゃんはフミトの手のひらで踊らされてましたー(デデーンってのはホントこれ、ウオオオオオオってなるとともに丁寧に張った伏線を見事に回収したなーって素直に感動しましたよ。
はい堪能しましたですよ。映画はサヤの美乳も飛び出す神(字義通り)湯浴みシーンもあるんで(すごい重力感のある双球!)出来ればもう一度観に行きたいですね。