［感想］魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's

カジュアル歴史改変

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's (長い)やっとこ観に行ってきました。行く前までは散々DVDなりで見た作品だしそんな慌てて観に行かなくてもいいかな???とか思ってたんだけど、改めて見直してみてやっぱA'sって神作品だったわーってのしみじみ思い直しましたですよ。なのはシリーズってこんな熱くて感動できる作品だったんですねー。
内容はほぼA's準拠で戦闘シーンはよりダイナミックに、変身シーンはよりEROく(重要)、そして名シーンは悉くいいカンジになっておりましたよ。これはいい映画化ですなー。
ということで感想などちこちこ書いてみますよ。ネタバレも何も無いとは思うんだケド、とりあえず折りたたみますー。

あからさまな歴史改変ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

今回のなのは映画は、超名作であるリリカルなのはA'sを映画化した作品で、2時間40分の長丁場にA'sの魅力をほぼ余すところなくｷﾞｭｳ詰めしてたんだけど、唯一ラストシーンが「2年後」だったんですね。
ムービーファーストの制作決定から薄々感じていたんだけど、劇場版はなのはシリーズのリブートであり、鬼子であるストライカーズルートをなかったことにする計画じゃね???ってのが、いよいよ鮮明になった気がしましたよ。
TV版A'sのラストは、なのはら主役の8年後(16歳)をドーンと見せて視聴者の度肝を抜いたんだけど、続編であるストライカーズは、さらに3年後を描いてなのは達ではなく次世代の物語にシフトしちゃったんですよね。時間軸を進めるってことはイコール世代交代であり、なのはやフェイト、はやての活躍が見たいのだがー???って思ってたファンは皆置いてきぼりを食らったというアレです。
で、今回ラストを8年後ではなく2年後にすることによって、ストライカーズとは違った未来、なのはシリーズの新シリーズ到来を感じさせるラストになってたと思うんですよはい。(いや個人的にはストライカーズ大好きマンですよ?だって16歳のビジュアル出してきた時点で大勝利だったじゃーん???ストライカーズで19歳の三人がﾊﾞﾊﾞｰﾝと出たときｳｵｵｵってなったじゃーん???個人的にはあのビジュアル生み出した時点でルートの意義は十分あったと思うんですよ?ね???)
さて来るべきムービーサードは(来るよね???)満を持して「なのはの物語」が描かれるんじゃないかと期待。このシリーズって「なのは」って銘打ってんのに肝心のなのはの物語が語られてないのではい。(1はフェイトの物語で2ははやての物語)皆さんご存知の通り「高町なのは」の出自って相当変わってますからね。このへんフォローされるんじゃないかなーとか。
んではあとちょろちょろ感想など箇条書きにしておきますよー。

• やっぱA'sって名シーン多いですな。ほぼ原作準拠で再現されてたんだけど、そう序盤の改変だけほげえってなるなど。TV版はフェイトちゃん登場シーンがかつての敵が味方に!的燃える登場だったんですよねー。
• A'sははやて一家の物語だってのを再認識するなど。やっぱはやてちょん可愛いですわ。「衣食住はウチが面倒みます!」っての久しぶりに聞いたですわ。服買ってあげるシーンとかヴィータとお風呂とかあと甲冑を賜るってシーンとか、はやて一家のエピソードってどれも温もりがあって良いですなー。
• A'sって新たなエピソードっていうより、なのは1で描ききれなかった伏線を回収する役割担ってるんですよね。リンディ提督の旦那さんやらフェイトが過去と決別するシーンとかetc。だからまあここで終わってもキレイっちゃあキレイなんだけどううん
• リンディ提督の夫パートがフルパージされてたの吹いたまあしょうがないよなあー。

堪能しました。ムービーサードはよ