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[感想]アベンジャーズ

とんかつ屋に入ったらとんかつが出てきた

今週火曜に封切りされたアベンジャーズ、早速観てきましたよ。なんか変なタイミングで公開されてるんだけどこれって日本のお盆休みに合わせてのコトなんですかね? #ない
観る前は「日本人よこれが映画だ!」ってコピーは正直盛りすぎというかハードルあげすぎじゃね???とか思ったし(世界よこれが日本のヒーローだ!←?)公開前のトレーラーで登場した巨大メカイモムシがトランスフォーマーダークサイドムーンのアレを連想しちゃってあっこれダメなアレだ…とかモンニョリしちゃってたんだけど、ええと面白かったです。
内容ざっくり書くとネームドキャラがドンパチ賑やかやっでおよそ3時間持たすってアレなんだけど、有名キャラ同士の戦闘とか巨大メカがバンバン登場してはバンバン破壊される的アレとかたっぷり投入されてるんでこの手のドンパチ好きな方は十分満足できる作品なんじゃないかと…。あ、スタッフロール後に一ネタ挟んであるので席をお立ちにならないよう…んではネタバレ込みで観た感想など書いてみますよ折り畳みますー。

クロスオーバーって言われても元ネタを知らないのだがー???

アベンジャーズってのはマーベルのスーパーヒーローが一堂に会するというクロスオーバー的お祭り作品なんだけど、映画版はどうもこのアベンジャーズって企画が先にあり、それに合わせてキャプテンアメリカやらマイティソーやらバタバタ映画化しましたって印象があって、正直「有名なアイツ等が共闘!?」的サプライズにはちょっと薄い感じだったんですよね。無理くりキャスト集めました的な。ぶっちゃけ向こうじゃともかくこっちじゃマーベルヒーローってそんなメジャーなキャラじゃないですよね?(偏見)(対戦格闘ゲーでカプコンがマーベルヒーローてんこ盛りしたコトあったけどさー)
なので今回の映画アベンジャーズ1(あえて1と書く)はアベンジャーズたちの自己紹介を同士討ちという形でまず見せて、前半は(作品を背負ったキャラ同士による)夢のバトルロイヤル、んで後半はそんなすごい面々が協力して巨悪に立ち向かうぜ!的展開になっていて、元ネタ未見の方でもそれなりについていける感じになってましたよ。今回の敵をソーの弟で心を操るロキのみに絞ったのはうまい脚本だなーとか思いました(小並感)

キャプテンアメリカについて

個人的アレで恐縮なんですが、アベンジャーズの戦闘力ってぶっちゃけソー(神)>アイアンマン(手からビーム)>ハルク(筋肉モリモリマッチョマン)>ホークアイ(遠距離攻撃)>んでキャプテンアメリカ(最強の盾)>ブラックウィドゥ(紅一点)みたいな感じすよね?(ヒドい)、だけど超人軍団の中でぶっちゃけ弱キャラであるキャプテンアメリカアベンジャーズにおける精神的支柱(委員長的ポジション)になってんのはおもしろいなーとか思ったり(っていうかここ指令官であるニックフュリーの役目じゃないのん?)彼ってもともとモヤシっ子で弱者側の存在だったんですよね。もともと愛国心だけで突っ走ってきた男が超パワーを得て国のシンボルにまで祭り上げられるようになったんだけど(世界初のヒーロー)アベンジャーズという超人集団に囲まれることで超パワーが陳腐化して、彼の原点である愛国心がクローズアップされたってのはすごい皮肉な話だなーとか思ったり。でそんな彼がアベンジャーズに存在しているからこそ、それ故シールズというはみ出しもの集団が大義を得てるってカンジがしますよ(例えばラストの一大バトルとか割としっちゃかめっちゃかなカンジになるんだけど、人々を救出するポジションに彼が居て、救出活動をしていたからこそラストで人々の支持を集めたりしてるんですね。)日陰者であるシールズがギリ日なたに引き上げられてるのって彼あってのコトだよなーとか思ったり。無限の軍隊とかソーの雷でガーってやればええやん?的ぶっちゃけを結構上手にカバーしてる気がしますん。適材適所的アレですね。
はい堪能しました。できればもう一度見に行きたいけど、トータルリコール観てないんでまずはそっちですかねえ???