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[感想]ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

エヴァQの公開まであと少しですなー(挨拶)

ということで金ローでは公開直前に過去作(序・破)を放送するってんで、今週は序の方やってましたよ。Qを観るにあたり復習がてら地上波で見られるのは有り難いですなー。
後半位からはtwitterの実況付きで見たんだけど、綾波の乳首は色指定されててアスカのそれより薄いとかもうホントどうでもいい情報が(図版つきで)サラッと流れてきてtwitter#神
そいえばエヴァは旧作とか結構繰り返し見てた勢なんだけど、本当今更ながらにエヴァウルトラマンなんだなーってのを思うなど。一話の使徒登場シーンなんてまんま怪獣映画のソレなんですねえ。でソレに立ち向かうのが人造の神(人間謹製のウルトラマン)であると。(ええと多分こういう解釈って旧作から繰り返し繰り返し語られてきたコトだと思うんたけど、特撮やら映画やらそういうのに疎かった当時はぜんぜんピンと来てなかったんですよね。で今頃になってやっと元ネタに気づくみたいなカンジになってる)
してみると襲来してくる使徒ってのは神の試練なんですよね?神という人より高次の存在と取引するにあたり、本来人間世界に解き放たれることのなかった獣と対峙する羽目になっちゃったと。
まあでも神とコンタクト取っちゃったんだからしゃーないですわな。神が出てくりゃそりゃ人は必死になりますわ。(生まれたからには死を免れない)閉塞した人間という器を破壊できるかもしれないんだから。死にものぐるいですわ総力戦ですわハイ。(割と第三新東京市に国家規模の資金が投下されてるのって不死とのバーターだとしたら納得なんですよね)
では神との交渉が最終目標なら、まさに新エヴァのラストってどうなるんでしょ???
旧作(劇場版)は交渉失敗ですよね。人の垣根を取っ払ってみたけど、やっぱ現実世界がいいでーす!ってコトで戻ってみれば世界には誰もいなかったというバッドエンド。
恐らくもうひとつのテーマである、少年の成長物語としての構造から推測するに父親殺し(父親主導の人類補完の否定)が来るんじゃないかなーとか思ったり。父親殺しってのは要するに神殺し(人造の神であるエヴァ殺し)ですしおすし
交渉のテーブルに乗ること自体がバッドエンドなら、交渉の破棄こそ取るべき道なのではないかと。
エヴァは既に「ループ構造」が割れてるんで、神との交渉以前に戻る(セカンドインパクト前に戻る)ってのが現実的なのかなーとか思ったり。
まあ個人的には神に「僕をリア充にしておーくれー」って頼んじゃうシンジリア充計画の方が好みなんでソレ推しときます。碇シンジ育成計画ルートこそトゥルールートですわ。レイは母親ミサトはダメな姉、アスカを恋人にマリは娘ってコトにすれば万事丸く収まるんじゃないですかね???