［感想］ハウルの動く城

来週金ローでコクリコ坂やるのん!

コクリコ坂はすんごい好きな作品なんで早くも来週が楽しみですわー。
まあそりゃそうと、今週の金ローでハウルの動く城やってたんで、ついついまるまる見ちゃいましたよ。やっぱなんだかんだで面白いですねえ。初見では割とﾎﾟｶｰﾝだったラストのドタバタ展開も今見るとなるほどと納得感があったり。これって要はハウルという青年を三人の娘が取り合ったって話なんですよね?(ソフィー、サリマン、荒れ地の魔女)ラストでその中からソフィーが選ばれて、荒れ地の魔女は取り上げた心臓を返し、サリマンは戦争を終結させたと。なんだかんだで荒れ地の魔女もサリマンもハウルを愛していたからこそ、ハウルの決断を見て矛を収めたってのが分かって、スゴいスッキリ感がありましたよ。
にしても当時は全くそう思わなかったんだけど、ハウルのチャラ男感はホントヤバい。ハウルってソフィー、サリマン、荒れ地の魔女にそれぞれ自分からちょっかい出してんのね。いずれも超一級の魔女達にそれぞれコナかけてんだからあんなヒドい目に合うのもなるほど納得感が。っていうか魔女に不用意に手を出すとナチュラルに心臓奪われたり戦争ふっかけられたりするからヤバい。ヤンデレの規模デカすぎますわマジ…。
それはそれとして面白いのは、元カノ(サリマン、荒れ地の魔女)から逃げまくるハウルに対して、その女性連中がある意味結託しちゃってるってトコすよね。三人ともハウルを巡る恋のライバルでありながら、同じ人を好きになったという連帯で結ばれている間柄なんでハイ。荒れ地の魔女に恋愛相談するくだりとかグッと来ちゃいますわ。
はい面白かったです。やっぱ冷静に通してみるとやっぱハウルが悪いわ(断言)ジブリ作品は見るごとに新しい発見があるんでなんか楽しいですねえ。