［感想］AKIRA

超能力ウォーズ

MXでAKIRAやってたんでまるまる見ちゃいました(挨拶)
夜更かしして劇場アニメとかなんかすごい夏休み感ありますな。個人的にAKIRAは何というかオタクの必修科目みたいなイメージなんだけど(偏見)、実は今まで通しで見たことなかったんですよね…。金田バイクと鉄夫がﾓﾘﾓﾘになるシーンしか知らなかったんで通しで見ることが出来てラッキーでしたん。いや堪能しましたですよ。これがイヤボーンの元祖かーみたいな。
このころのアニメってまだ権力やら体制を自分たちの力で変えてやろうみたいな革命の残滓が残ってるんだなーって思いましたよ。まあその手段が自分でﾓﾘﾓﾘになろう!から誰かに力をﾃｷﾄｰに与えてもらおう!になってるのだけど。これがさらに進むと例えばブギーポップの統和機構みたいに実体が無いシステムに翻弄された挙げ句失望しました。個人の萌えを追求します(ｶﾞｯｶﾘ)みたいな流れになっていくのかなー???とか思ったり。今はホラ大乗仏教より小乗仏教の時代だから(震え声)革命は終わったんやな(ｶﾞｯｶﾘ)
そいえばついこの間見たぽんぽこもいわゆる革命の失敗なんだけど、こっちはまだ超人思想というか自分でﾓﾘﾓﾘになって体制を打倒しようって発想なんですよね。ﾓﾘﾓﾘになれなかった層(非モテ)がﾓﾘﾓﾘになるのめんどくせーけど力が欲しいから超能力だわって発明は今後頻出する幼なじみと妹が俺を取り合って修羅場みたいなアレを生み出す土壌となったのかなーとか思ったり思わなかったり。