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平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

画像は仮面ライダー大戦の結末を見た我

週末に封切られた平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊、早速観てきましたよー。昭和&平成ライダー(あと戦隊)のクロスオーバーってのは、ここ数年毎年やってる題材なんで正直マンネリ感があったんだけど、今年は客演が豪華でなかなか見応えがありましたな。555好きマンの女児としてはたっくんが10年ぶりに555に変身したんでもうそれだけで満足ですん。休日にプラーっと観に行くには丁度いい映画なんじゃないでしょうか。
んでは感想などちょろっと書いてみますよ。ネタバレするんで折り畳んどきますー。

毎年毎年理由を付けてはヒーロー同士を戦わせる展開もう嫌だお…

仮面ライダーはディケイド以降、戦隊はゴーカイ以降作品を越えたクロスオーバーが当たり前になってるんだけど、いい加減ヒーロー同士を戦わせる展開はマンネリですよな。最初はライダー同士、戦隊同士から始まって、そこからジャンルの垣根を越えてインフレを続けてきてたんだけど、いよいよそれがピークに来たって感じです。
ヒーロー同士を戦わせる→敵を釣るためのお芝居でした(デデーン→なんかわやくちゃになって集団戦からの巨大戦って流れはもうこのシリーズのノルマなんでしゃあないんだけど、今回は今までとの差異を強調させる仕掛けとして、ドラマパートにきちんとオリジナルキャストを用意して、きちんと作品のバックグラウンドを感じさせつつ人間ドラマを描いてきたところが良かったですん。具体的には巧(555)と神敬介(仮面ライダーX)の競演が良かったですねー。
戦うことに意味を見いだせなくなった巧を敬介が年長者として諭し、立ち上がるきっかけを作ったんだけど「しかし両者が戦う」ってシーンとかホント興奮しました。今までのクロスオーバーで足りなかったのはまさにこういうのですよなー。昭和vs平成というくくりでひとつでもこういうやりとりを描くことで、他の昭和vs平成ライダーが戦っていても、実は彼らにもそれぞれ戦う理由があるのではないか???って思わせることが出来たのは良かったかと。
相も変わらず世界を旅しているディケイドの目を通して、こういうやりとりが描かれたのはホントアツいですな。ここがねーもうホント、とても良かったので、このあとの昭和vs平成でグダグダになったパートはまあ許してほしいですね。

昭和vs平成とは何だったのか

あっこれ去年ギャバン隊長が大きく株を下げた話で見た!
前半のカブトvsストロンガーとかZOvsスイカとかお金がかかった戦闘シーンに比べてラストのだんごバトル→いちゃもんつけての昭和vs平成の肉弾戦のアレさな…。しかも今回マルチエンディング方式にしたもんだからその決着方法が雑すぎて(白目)っていうか一号の行動が支離滅裂すぎてツラかった…。これじゃ前半の感動が台無しだよ(白目)…。

じゃあクソ映画なのん?

前半と後半でテンションに相当差があるけど良い出来だと思いますん(謎)ライダー好きなら見といて損はないかと。
555の続編だと思えばまあ…