ビルドファイターズおわった

ついにガンダムビルドファイターズが最終回を迎えましたな(挨拶)
カテゴリー的にはビギニングGと同じ、いわゆるタイアップ色の強いアニメ(トイで世界を救うコロコロ漫画的アレ)だったと思うんだけど、前作からシナリオも世界観も飛躍的にレベルアップしたって感じでしたな。もうホント最高の…最高のガンプラ販促アニメやわあ…。

最終回の何が良かったか

展開

ラストは、ア・バオア・クーを1/1ガンダムと1/1シャアザクで押し出す展開じゃなく(期待してたんだけど)、プラフスキー粒子の大型結晶体を破壊するって展開でした。ラルさんや珍庵師匠、セイパパンも出てきてきちんと見せ場を作ったのが良かったですな(グフR35にマスターガンダム、そしてパーフェクトガンダム!)心配していたマオのクロスボーン魔王もマップ兵器みたいなスカルキャノン連発で、最後の販促をやってのけたのが良かったかと。クロボン魔王最高〜♪✌( 'ω' )✌

ラストバトル

事が済んだあと、メイジンvsレイジ戦をラストバトルとして据えたのが良かった。
まさかラストのラストにメイジンがエクシアリペアを出してくるとはねー。リペア(ダブルオー2期)の版権が今年の3月28日で切れるというドンピシャのタイミングだったから出せたんだとか。すげーなー。対するスタビルも魔王とリナーシタのパーツを借りてラストバトルに挑んだってのがアツかったです。各々の大切なガンプラを使ってのミキシングビルド。これこそガンプラバトルだからこそできる友情合体ですよな。
バトルではレイジからセイへとガンプラバトルを引き継いだのも良かった。

レイジとの別れ

これなー多分シナリオではレイジとの別れをどう描くかってのがいのいちにあって、そこから要素を演繹して異世界やら思いを叶える結晶やらを出してきたんじゃないかなーって思いましたよ。ガンプラバトルでまさか主人公を死別させるわけにはいかないもんねえ。この設定ホントお見事でしたん。
(一年後、そこには人妻となった委員長が!)

ビルドファイターズという作品の何が良かったか

ビルドファイターズで繰り返し語られてきたメッセージ「遊びだからこそ本気になれる」ってのはホント良かったですな。この作品がガンダムシリーズの中でも特に魅力的な輝きを放ってる理由は、人の生き死にやイデオロギー、性差や身体的ハンディキャップを絡めない、純粋な好きの濃度がそのまま強さに反映されたってことだと思うんですよ。そして好き同士が本気でぶつかり合うことでお互いを高め理解していく。これをガンダムという作品を通して一貫して描いたのが良かったと思いますん。
こういうのは命のやりとりがある従来型の戦場(ガンダムワールド)では決して出来ない展開でしたよな。
堪能しました。
これからキットも少なくなるだろうから寂しいなーって思ってた矢先に、まさかまさかのグフR35のキット化ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
新MSの同梱品にシールド×2、バルカン×2ってあったからてっきりギャンバルカンだとばかり思ってたんだけど完璧なサプライズでしたなー。これはリナーシタやパーフェクトガンダムも来ますかねー???2期も来ていいのよ???