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そらのおとしものFinal 永遠の私の鳥籠(エターナルマイマスター)

そらおと映画観る前の我「上映時間45分とかいくらなんでも短すぎワロタwww」
そらおと映画観た後の我「ア…アア(魂が浄化される)」

観てきました

週末に封切られたそらおと映画、そらのおとしものFinal 永遠の私の鳥籠(エターナルマイマスター)早速観てきましたよー。グッズなし前売り券が1100円とお安かったんであれ?って不思議に思ったんだけど、上映時間が45分と短かったからなんですな。(同じ日に封切られたたまこラブストーリーが85分位)時間が短いってことで内容に若干不安があったんだけど、短いながらもグランドフィナーレ直前の展開をきれいにまとめて良いカンジだったんじゃないかと思いますよ。(ハッピーエンドとは言ってない)
まあ映画のシナリオはここだけ切り取ったら思い切っきり「続きは劇場で!」のディケイドエンドなんですがそれは…。
とはいえそらおとFinalは、物語のコアであるイカロスとの関係についに決着をつけたんで、それがたとえ悲劇でもこれで良かったんじゃないかなーと納得出来るんですね。まあ悲劇で終わってもいいけど、納得出来ない勢は原作漫画も見てねってことでいいんじゃないですかね???拙者まだ最終巻である20巻読んでないんですが、漫画版は大団円になってますよね?ね?(疑心暗鬼)
さて、んでは感想など書いてみますよ。ここからはネタバレになるんで折り畳みますー。

祭りの終わり

そもそもそらおとワールドって序盤から明示されていた通り、全ては神様が作った虚構の物語だったんですよね。
主人公である智樹はパンツを爆発させたりエロ本神輿を担いだり女体化したり、ヒロイン群を侍らせたりと、アニメ史に残る伝説を次々打ち立てた豪傑だったんだけど、それでもどこか切なかったのは、これがまるごと神様の掌の上で、いずれすべてが精算されるって分かっていたからだと思うんですよ。
そして今回の映画でついにその最終局面に至り、いろいろ取り返しのつかない事態になっちゃうんだけど、さて、物語が最終局面に至るということは、今まで智樹と色々なことを散々積み上げてきた「メインヒロイン」イカロスのヒロイン力(パワー)具体的には彼女の感情を解き放つってことなんで、これもう感動しないわけないですよね(ニッコリ)
ニンフのちっぱいやアストレアの爆乳ちみっこの射精管理に靡いていたそらおとファンもこれには苦笑い。
エンジェロイドとして最後の最後まで感情を吐露しなかったイカロスがついに見せた笑顔最高~最初から最後まで一緒に暮らした古女房感最高~設定上その死が決して避けられない悲劇性最高~(アヘ顔)
これね(確信)
物語における悲劇が娯楽作品のカードとしては最強であるということを改めて示しましたね
智樹とイカロスは今まで積み上げてきたものがあまりに膨大すぎたので、その感情が決壊した瞬間がもう美しすぎてほげええええええーってなりましたわ。
泣きゲー構造最強すぎでしょ…
堪能しました。
そらおと漫画はもう買ってきてるんですが、最終巻である20巻がちょうど映画の続きなんですよな。早く読みたいですなー。