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[感想]劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇

京アニBLOOD-C

観た

劇場版境界の彼方(過去編)観てきた
めちゃくちゃ良かった
境界の彼方TVシリーズ全くの未見で行ったんだけど
過去編はTVシリーズの総集編みたいな感じだったので問題なく楽しめた

内容

だいたいこんな感じ

ゼロ年代伝奇シナリオ

不死身の半妖である主人公「神原秋人」と、彼を狩るためにやってきた異界士のヒロイン「栗山未来」がなんだかんだでイチャイチャする話。
物語の初っ端から主人公による小説風の語り出し(モノローグ)で始まり、ラストも小説風の語りで締めるとかいかにもライトノベル〜♥って感じで笑った。ストーリーも最初は主人公を狩るために奮闘していたヒロインが、やがて似たもの同士の主人公にシンパシーを感じて惹かれ合い、そして境界の彼方(世界の危機)により超常的に引き離されてしまうという、まさにゼロ年代ラノベを体現した内容で最高だった。
妖魔を狩る異界士なるものが職業として成り立っていて、かつそれなりに現実社会で権力を持ち組織立って動いていたり(響鬼の猛士みたい)ヒロインの武器が血で作られた剣だったり、一見不死身以外に能力がなさそうだった主人公が実は世界を破滅させる「境界の彼方」を封じている器だったりと、その設定の尽くが僕たちボンクラが大好物なやつで笑った。
最高かよ。

眼鏡

ヒロインが掛けてる眼鏡の描写が異常に細かい。
リムなしシャレオツ眼鏡など邪道とでも言わんばかりのオールドスタイル眼鏡に、レンズの重さまでも感じられる入魂の作画が炸裂していて、フェチズムの極地を見た感じ。
そういえば、パイロット版境界の彼方がFreeみたいに京アニのCMで流れたことがあったけど、その頃からすでに眼鏡最高〜とか書かれていた覚えがあるので、コンセプトブレないなーって思った。

あずにゃん

つまりはこういう事だと思うんですけど(名推理)

栗山未来のあずにゃん感ね。
境界の彼方けいおんのキャラで伝奇ものをやったらこんな感じになるって見本みたいな感じだった。

未来編のCM

年末年始あたりからさんざん流れていた劇場版のCMを見て、ヒロインの記憶を失わせて、それを断片的に思い出させることでTVシリーズの再編集をするのかな?って思っていたんだけど、これがまるまる未来編のストーリーだと知ってビビった。
なので、劇場で過去編のエンディングまで見て綺麗にまとめたなーって感動してるところで記憶喪失が来て、???ってなったところに満を持してあのCMが流れたので
あっああああああああああ〜♥♥♥♥♥♥♥(察し)(即落ち)
ってなった。
最高すぎた。


この続き一月後即見られるとか最高すぎでしょ…。