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[感想]KING OF PRISM by PrettyRhythm

観た

プリティーリズムのスピンオフ映画 KING OF PRISM by PrettyRhythm(通称キンプリ) を観た。
面白かったですよ。
応援上映で観たんだけど、平日なのに7割位人が入っていて(男女比0:10位)ライブのみならず日常シーンでも常時声出ししていて(アニメの実況みたいな感じ)自分が声出してるわけじゃないのに滅茶苦茶恥ずかしかったというね。
オタク棒も振ってたし、大きい映画館で見たらより盛り上がるんだろうなあって感じでしたよ。
内容なんだけど、アルファツイタッターのレポ漫(ふぁっ熊先生とか)やレビューで散々絶賛されてるのを見ていたせいか、面白かったんだけどここで終わり???みたいな印象。良くも悪くも視聴ハードルが上がってしまいましたな。
とはいえ2016年の劇場アニメを語る上でエポックメイキングな作品であるのは間違いないので観られて良かったですね。


あらすじ

オバレ解散!プリズムの煌めきは新世代組へと引き継がれた。

話を広げすぎ

話としては、レインボーライブで活躍した男性三人組のユニット「オーバー・ザ・レインボー」が、メンバーの脱退による活動中止に追い込まれるも、彼らの後輩たちが後を継いで次世代へとプリズムライブを引き継いでいくって感じで、アイドル引退をモチーフとした作品としては王道の展開って感じでしたよ。
ただおかしなことになってるのは、この映画、バトンの受け渡しでオバレの物語が幕引きになるという話なのに、バトンを受け取る側である新世代組のエピソードを滅茶苦茶広げてしまったということ。
ガルパンで例えるならみほ達が卒業して一年生組にバトンを渡すみたいなOVAで、全国の一年組レギュラーがガンガン出てきて今すぐにでも全国大会(一年生編)が始まるみたいなところで終わるみたいな感じ。
完全にレインボーライブの続編やんけ…ってなってる。
プリズムの煌めきに導かれた主人公に、エーデルローズの個性的すぎるクラスメイト達、さらに主人公に対峙するシュワルツローズという敵勢力が主人公以上に強烈な印象を残してしまいおかしなことになるという。
大和アレクサンダーなんかはその典型例で、彼は言ってみれば跳ねっ返りの後輩(香賀美タイガ)にカヅキが格の違いを見せつける。位の当て馬的ポジションで出てきたキャラだと思うんだけど、いくらなんでも個性が強すぎて(鋼鉄の6Pack-Coreって何だよ)タイガやカヅキ先輩までも食ってしまったというね。
(しかもこのクッソおいしいキャラを武内Pが当ててるという事実)
全編これこんな調子でラストまで突き進むもんだから、今後の展開が気になりすぎて新シリーズ頼む〜ってなっちゃうの面白いと思った。(オバレの幕引きの物語だろいい加減にしろ!)
エピソード終了後 滅茶苦茶気になる次回予告を流した のも面白い
やる気満々やんけ!
多分公開直後はこんな大事になるとは思わなかったんだろうなあ…って感じ。


映画の設定だけで夏は薄い本出まくるんやろうなあ…。
おわり