［感想］機動戦士ガンダムNT

gundam-nt.net

めちゃくちゃ良かった!

良かったところ
1.迫力ある戦闘シーンが良かった。
2.90分という尺の中できっちり満足行く物語になってたのが良かった。
3.ガンダムというIPの正当続編として良かった。

TLではわるいオタクが
ニュータイプ論が合わないとか解釈違いとか
講釈ぶってたけど

確かに合う合わないはあると思うけど
個人的にはめちゃくちゃ満足したので
惑わされずに見て正解だったな～って思いましたよ。

ガンダムくらいのクソデカIPになると
解釈違いオタクもクソデカ大声になるので
面白かったときには面白かった!と
より大きな声で発信したいですね。

以下感想

バトルシーンが良かった

まず、冒頭のナラティブvsフェネクスがいきなりすごくて
デンドロビウムみたいなクソデカ装備を施した最終決戦仕様の
ナラティブガンダム(A装備)がドワーッと登場して
劇場の大スクリーンでフェネクスとバカスカ戦闘を繰り広げたので
この時点で最高最高最高になった。
ここだけでもう映画の元がとれた感じ。

ネットで公開されてる冒頭23分に、まさにここが収録されてるんだけど
迫力がバリチなので
できれば情報いれずに
そのまま劇場で観て欲しいですね。

NT、少ない尺に印象深い殺陣が連続して詰め込まれていて本当良かった。
例えばコロニー内という制限空間で立ち回るナラティブB装備に対して
穴を開けたら中の住人が大変なことになる!という縛りを意に介せず戦う
シナンジュスタインだったり

ヘリウム3とかいう下手すりゃ地球に無限大の被害が出る
火薬庫を背中に回してのvs II（セカンド）ネオ・ジオングだったり。
(クソデカイからクソデカ魂パワーで大変なことになる)
劇場版にふさわしい豪華なカードがつぎつぎ披露されて
完全に赤ちゃんになってしまった。
UCの最終決戦感がNTでも再現されたことで
ラストの奇跡の出現にアーなったし

完全にぶち上がってしまった。
本当見事だなって思いましたよ。

最高の販促アニメ

いやらしい話をするけれど
これ販促アニメとしては最高の出来ですよね。

例えばガンプラの
ユニコーン3号機フェネクスや
シナンジュのバリエーションであるシナンジュ・スタインって
NTが登場する前までは単なるバリエーションキットというか
いわばMSVみたいな存在だったじゃないですか。
そこに今回NTという物語を付与したことで
売れるキットにしたの
本当にすごいというか

ふつうにキット欲しくなっちゃった(照

ナラティブA装備も
映画観る前はこんな年末仕様のクソデカガンプラ誰が買うの?って思ってたけど
観た後だと
サイコキャプチャー、いっけええええええええええ!!!!!!!!!!!
ってなるでしょ?

誰か買って(古事記)

HGUC 機動戦士ガンダムNT ナラティブガンダム A装備 1/144スケール 色分け済みプラモデル

HGUC 機動戦士ガンダムNT ユニコーンガンダム3号機 フェネクス (デストロイモード) (ナラティブVer.) [ゴールドコーティング] 1/144スケール 色分け済みプラモデル

UC以降の物語として

ガンダムNT
機動戦士ガンダムから続くガンダムシリーズの新作として
ガンダムという看板でないとできないことをやってきたのが良かった。

ガンダムって、要はメカとオカルトなんですよね。

NT、今まで割とふわっとしていたニュータイプと魂論について
一歩踏み込んできたというか
サイコフレームが魂の器であり
ガンダムとはあるいは死を超越するかもしれないSFだと
かなり明確に再定義してきたことで
既存IPに新しい進化の可能性を見せてくれたのが良かった。
やっぱUC以降、物語は進んでいるのだなと再確認した。

例えこの先にクロボンやVの時代があったとしても
もしかしたら希望が持てるのでは…
という内容になってたのではないかと思いますよ。

最高でしたわね

おわり