[感想]ムンク展を観に行った
展
ということで休みを奇貨に東京都美術館でムンク展を観てきました。
たしか今月20日で終わりだったからギリギリでしたな。
東京都美術館に行ったらまずすること
上野精養軒でランチを食べる。です。
カニクリームコロッケ美味しかったですわ。
感想
めちゃくちゃ混んでた。
客層もバリエーション豊かというか
老いも若きも男も女も皆してムンクを見ていて
皆そんなムンク好きか???ってビビってしまった。
抽象画の鑑賞には経験点を要求されるので
大人になったら良さがわかるものだとぼんやり考えていたけど
この歳になってもイマイチピンとこないまま来てしまった。
ムンクも
こういう経緯でこういう絵が描かれて~という
バックグラウンドは理解できるんだけど
肝心の絵にあまりピンとこなかったので
割とウーンな感じで見てしまった。
(もったいない)
とはいえわかることもいっぱいあって
例えば絵の見せ方がめちゃくちゃうまいと思った。
入り口から入ると、まず絵の背景がどばーっと蛍光オレンジなんだけど
次のセクションに入るとグレー一色なのよね。
章立てて背景を変えてるんだけど
モダンな配色にメロメロになってしまった。
自分はデザイン畑で育ったデザイン太郎なので
もし自分がムンク展やるからどう見せるか考えろやって言われたら
めちゃくちゃ悩むし
そこで目の前に超一流の答えがドンと出てるから
こうやってディスプレイするのかとか
こうやってテキスト打つのかとか
めちゃくちゃ気づきがあった。
ディスプレイもそうだし
コラボグッズなんかも
全て魅力的で全部持って帰りたいし
図録のデザインなんかも(絵はともかく)
ロゴひとつ取ってみても美しすぎて
絵ではなく
絵のパッケージの方に完全にやられてしまった。
これって
自分は絵よりもデザインの方を多く見てきたから
デザインを見る経験点の方が上がってしまって
こうなっているのであって
絵の方をもっと見ていれば素直にムンクに感動できたのかな~って思った。
大人になったら良さがわかる
眉唾だったけど
少なくともデザインに関してはわかるようになったので
大人になったら~はなるほど真実だったのだなって感じです。
デザインの方が好きなんだからしょうがないじゃない
おわり