［感想］ガールズ＆パンツァー劇場版

文句のつけようがないパーフェクトな劇場版

観た

ガールズ＆パンツァー劇場版観てきた。
文句なく最高の映画だったので初週2度観た。
しかし今回の劇場版、本〜当に直前の直前まで内容が伏せられてましたね。
それまではダージリンが薀蓄を傾けるティザームービーのみで正直本当に盛り上がるの???って心配していたんだけど、いざ本編を見たら杞憂だったというか、実は意図的に内容を隠していたってことが分かってめっちゃ感心するなど。
本当にしてやられた。
さすが水島監督〜♥(即落ち)って感じですよ。

ということで映画未見勢はとにかくネタバレを踏まずに観に行くことをオススメします。
以下感想です。ここからネタバレするので折りたたみますん。

あらすじ

戦車道全国高校生大会で見事優勝し、母校の廃校を阻止した大洗女子学園の戦車道チーム。
しかし喜びもつかの間、新たな試合(たたかい)が始まろうとしていた。

ガルパンオールスター勢揃いだったのが良かった。

(愛里寿は飛び級生だったのね)
TV版「戦車道大会で優勝したので廃校は阻止されました」
劇場版「廃校阻止を撤回します」
これね(憤怒)
まず大洗・知波単vsグロアナ・プラウダ連合という大迫力のエキシビションマッチで暖まった客にいきなり冷水をぶっかけるというね
本当みごとなちゃぶ台返しでひっくり返った。
全国大会での優勝とは何だったのか…。会長らが尽力することでなんとかその理不尽な展開を覆そうとするんだけど、今度の廃校阻止の条件は大学選抜チームとの戦いに殲滅戦で勝利することで、現状勝ち目ゼロの戦いに赴くまさにその時に、かつて戦い友誼を深めた好敵手たちが次々と転入してきてチームに参戦するという流れは王道ながらビビッと来ましたね。
ああ^〜♥(即落ち)
全国大会で優勝したからこそ、その戦いを通じて友情が生まれたわけで、まさにあの戦いが無駄ではなかったと証明された瞬間だったんですよね。
で、これすごく感心したんだけど、事前のCMやポスター、web媒体に至るまで対戦相手である大学選抜の存在を明かさなかったの、このサプライズのための伏線だったのだなって気付いてウワーッてなるなど。まさにここに劇場版ガルパンの良さが凝縮されてたと思うので最高感ありましたな。

キャラクターにそれぞれ見せ場があったのが良かった。

大洗女子学園だけでもめちゃくちゃキャラクターが居る上他の高校のネームドキャラも出まくりで大変だったんだけど、そのキャラクターたちにそれぞれ見せ場があったの良かったですね。ダー様が最後の最後まで強キャラ感を崩さなかったりアンチョビが活躍したりアリクイさんチームがムキムキになったりカチューシャがまほと絡んだりねー(以下略)
ラストまほみほのコンビでセンチュリオンと戦ったのも良かった。まさにこれこそTV版のやり残しというか一番見たかったコンビだったので。
最高でしたね。

(今回は会長が活躍しましたな)

(CMで散々やってたダージリンの謎ポエムが全部本編に登場したのもニヤニヤした。)
舞台となる大洗周辺がエキシビションでまたバンバン出まくったので、聖地巡りでまたひと盛り上がり出来そうなのも良かった。今回新たに旧上岡小学校なんかが舞台として登場したのでけいおんの豊郷小学校みたいになったら面白いですな。