ハンタのクロロvsヒソカ戦がめちゃくちゃ好きという話
ハンターハンターの話
HUNTER×HUNTER モノクロ版 34 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 冨樫義博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/06/26
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ハンタのクロロvsヒソカ戦、強敵同士のガチンコバトルってことでめちゃくちゃ好きなんだけど、巷ではなんか評判良くないっぽくてつらい。
単行本で何度も読み返さないと内容が理解しづらいから(自分は単行本派だけど、週またぎする本誌で追うと分かりづらいかも)ってのはまあそうかもですねえ。
クロロvsヒソカ、そもそもヒソカとかいう狂人をひとり倒すのに幻影旅団のボスであるクロロをして天空闘技場+5つの能力を駆使せざるを得なかったってのがしびれる。
クロロがあれだけ周到かつ念入りに殺しに行って、それでもヒソカは生きのびてしまったんだから(死んだけども)双方の格も落ちなかったしいいイベントだったんじゃないですかね。
ヒソカを倒すのに、天空闘技場というクローズな場で大量の人間爆弾を特攻させるの、後から考えれば納得なんだけど、念のルールからそんな便利な能力を後付けで得るのは難しいので(大前提として人を操るのが難しい)めちゃくちゃ複雑な仕組みになるのピタゴラスイッチかよ…ってなった。
クロロの手法
まず自分が持ってるスキルハンター(相手の能力を使える)
ダブルフェイス(スキルハンターの制約を一部解除)
を使って
ブラックボイス(他者操作)(近接封じ)
コンバートハンズ(他者入れ替え)(本体を狙わせない目眩まし)
ギャラリーフェイク(コピー能力)(人形を制作)
サンアンドムーン(人形を爆弾に変える)
オーダースタンプ(人形の特攻)
これだけの能力を用意して
念復活から続いたであろうヒソカの粘着を一時的に振り切るためにバトル開場を天空闘技場に設定した周到さまで含めて本当にヤバい。
ヒソカと戦う前からやってる仕込みが膨大すぎる。
バトル展開も良くて
特に
クロロの人間爆弾は頭部を切り離せば無効化する
ので、切断と同時に頭部を人間ガンダムハンマーにして対抗するヒソカに対して
ブラックボイスでコントロールした人形にサンアンドムーンを使わせ転がっている胴体から発破
連動してヒソカの手持ちの頭を破裂させるの天才かよ~ってなった。
天才の所業ですわ
ヒソカこれだけやって死なないんだもんね(死んだけど)
読めば読むほど楽しめるのハンタの魅力ですな。
ところでシャルナークとコルトピがあっさり死んだの、能力をクロロに貸してたからだと思うんだけど、マチに旅団の皆殺しを宣言しておきながら明らかに弱体化してるふたりを最初に狙ったの、ヒソカが狂人に見えてその実冷静であることがうかがい知れてやっぱこいつやべーなってなる。
王位継承戦にもヒソカは出てくるだろうしこれからが楽しみですわね。
おわり