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日常をダシにフラクタルを振り返る日記

\恋に落ちたのだノーン/

京アニ「日常」一話視聴。オープニング良いですねーキビキビした動きにすっきりしたデザインが相まって気持ちいい。で内容はというと…一話はキャラクタの顔見せみたいなカンジで終わった感。うーん。らき☆すたの一話もこんなカンジだったんだっけか???。メインキャラクタの三人がどう転がるかで面白くなるか測れる気がするのでもうちょい見たいなーとか。
そいえば土曜夜だっけ?MXでかんなぎの再放送はじまったんだけどスンゴく面白くてびっくりするなど。
フラクタル←?
まさに今週来週って春アニメの「第一話」がどんどこ放映される時期なんだけど、アニメの第一話って物語に於いてホント重要なのだなあってつくづく思うのです。
フラクタルかんなぎの第一話を比較して感じるのは、やっぱフラクタルの情報過多さですねえ。ぶっちゃけどちらもやってるコトはいわゆる「親方ァ!空から女の子が!」なんだけど(ボーイミーツガール)フラクタルの場合、女の子の描写に加え特殊な世界観(フラクタルシステム)も説明しないとなんで、その分難易度があがってるカンジしますねえ。ヒロインであるフリュネに割くべき時間をそこに食われてしまったのが痛かったのかも。
かんなぎはヒロインが神様で云々ってくだりは割とさらっと描写し、一話は「年頃の女の子と同居する」ちぐはぐさ、噛み合わなさを丁寧に描いてるんですね。もうなんていうのか、ある日突然女の子と同居する事になった。その一時でもう十分心躍る非日常の幕開けであるからして。
やっぱちょっと変わった世界観描こうとなると難しいですねえ。そんなコトをぼんやり思ったワケです。
※そいえばフラクタルラピュタってよく比較されるんだけど、ラピュタの世界観がフラクタルに比べてわりとすんなり理解されるのって、ラピュタは現実世界と地続きの世界を表現してるからって気がするのです。(現実世界とそうとう近い)舞台は近代主人公は若い炭坑夫。ラピュタをめぐって空賊と政府が暗躍してるって世界。フラクタルはあまりに超未来なんで読み手のとっかかりが少なかった印象ですよ。
フラクタルが苦しかった理由についてもうちょい書くと、例えば「ラピュタ」とは主人公にとって冒険者であった父の無念を晴らす舞台で、空賊にとっては金銀財宝、政府にとっては超兵器と三者三様の目標になってるんですよね。それぞれラピュタを目指す目的が明確なのですんなり物語に没入できるのに対し、フラクタルの場合まず主人公が帰属するロストミレニアムの目的が最後まであやふやだったのが痛かったのかなあとか…。(同様にイケメンの対立組織は?教会みたいんは?とそれぞれ目的がちぐはぐだった感)
なんかいつの間にかフラクタルの話書いてるけど、えーと何だっけ…そうかアニメの一話すごく大事!でしたね。
かんなぎ面白かったです!/おわり。
そいえばらき☆すたもヤマカン監督だったんでしたか。溢れる時を越えて何度も我々の前に立ちふさがってくるノストラダムス感ですねえ。