トランスフォーマーダークサイドムーン観てきた日記

野菜マシマシニンニクカラメアブラ(良くわかってない体で)

今日封切りだったトランスフォーマーダークサイドムーン、早速観てきましたよ。そいえば今回3Dがスゴイって話だったんだけど、近所の映画館2Dでもやってたんでそっち観てきました。だってロービジで観るよりやっぱ色鮮やかな方で観たいじゃーん???みたいな。
えーと内容ですが…面白かった…です。(奥歯にﾓﾉが詰まった体で)というｺﾄでちと感想などちこちこ書いてみますよ。クリティカルなネタバレとか特に無いと思うのですが、一応折り畳みますー。

戦闘シーンが長すぎるだろ(ﾊﾞﾝｯ!

まあ毎度言われてるｺﾄなんですが、今回も戦闘シーン長いです。
トランスフォーマーって前半がサムのコントで後半ドンパチって構成なんだけど、その戦闘がまあ長い長い。シーン自体はいいシーンの連続なんだけどこうも長いとさすがにﾀﾞﾚますねえ…。
トランスフォーマーをわざわざ劇場まで観に来るお客さんってのは「心底TFの戦闘シーン見たい!」って層だからこの構成は間違いなく正しいんだろうケド、正直もっと見せ場を絞った方がいいよなあって感じましたよ。
例えば透明なビルでの大立ち回りとかオプティマス無双とか特筆すべきシーンはいくつもあるのに、それ以外のドンパチの長さで希釈されてしまいホントもったいないカンジでした。むうう。

前半の誰得コントも健在

サムがなんか美人のヒモになってた(ｶﾞﾋﾞｰﾝ!
っていうか前作のヒロインどこいったのよ!!!リベンジのあのいいシーンとかどうなったのよ感。狂言回しであるサムの両親も健在で家族会議とか容赦なく開いちゃうし相変わらず下ネタすごいしで前半だけ見るとコレホントにトランスフォーマーなん?感スゴい。こういうコントはなーもうフルハウスでやれ!…まあ彼女の乗り換えってのは要するに「車の乗り換え」のメタファであり、嫌なアレだケド少年の成長のメタファでもあるんですケドね…。

少年(アメリカ)の成長物語として

トランスフォーマーってのは要するに「僕の車」がロボットに変身して大活躍!ついでに僕も大活躍って言う「少年の願望」を具現化したみたいな映画だと思うんだけど、今回特にこの「少年」ってのを「アメリカという国」になぞらえて描いてきたなって印象です。建国間もない若い国であるアメリカってのは世界から見ればまさに「少年」であり、このトランスフォーマーという物語を通じて、そんなアメリカ(サム)の挫折と栄光を描いているのですよね。劇中911とチャレンジャー事故というアメリカの二大挫折をストレートに描いてるのもその現れなんじゃないかと思ったり。サムの復活同様アメリカ合衆国が挫折を乗り越え雄々しく復活する。それが今作のテーマなのかな…とかなんちゃら。むうん。
堪能しました。
あ、そいえばママンのキレのあるコントも健在なんでこれから観る方は安心してください(白目