艦これ最終回を見た - cloudair-クラウドエア-

時間帯も良かったし個人的には楽しんで見られたので良かったと思う

アニメ艦これ、特に最終回のガバガバ展開が叩かれてるけど、とりあえず当面の敵を叩いて
「私達の戦いはこれからも続いていきます」っていうストパンエンド、別に言うほど悪くないと思った。
まあ面白ければそれに越したことはないんだけど…。
以下良かったところと残念だったところを書く

良かったところ

しばふデザインの艦娘が今風のビジュアルになって動いたところ
作画の崩れもなかったし、毎週毎週モダンなデザインの艦娘が見られただけで眼福〜って感じだった。
また、人によって評価が別れるところだと思うけど、例えば赤城が引いた弓が艦載機になって飛び立つシーンや高速修復剤の入浴剤設定、改装可能になると艦娘の体が光る、果ては赤城の大食い設定に至るまで、そのもろもろにすべて絵がついたの最高だと思った。今までこんな感じだろうなーと想像で描かれていたものがきちんと公式でビジュアル化されたことは大きいと思う。

残念だったところ

2点書く

深海棲艦の正体

艦娘たちの敵である深海棲艦の正体が結局最後まで明かされなかったの残念だった。
作中では明言されてないけど、深海棲艦が艦娘同様史実で沈んだ軍艦をモチーフにしているのは明らかで、むしろ戦いで沈んだ艦娘こそが深海棲艦の正体なのでは?って思っていたんだけど結局アニメで明かされることはなかった。
本編中盤あたりで鎮守府の暗号が敵に筒抜けになってるってわかった時、これは沈んだ如月の仕業で吹雪と戦うフラグだと期待していたんだけど結局そうならなかったの残念だったなと思った。

史実ルートの回避にカタルシスがなかった

艦娘たちがどんなに善戦しても結局史実には抗えないってシナリオ、ループものみたいな感じですごく興奮したんだけど、それを本編中あまり明示してこなかったので、ラストで長門がその構造を打破したのにカタルシスがなかったの残念だった。長門もそうなんだけど、やはり提督がこの閉じた世界について吹雪や他の艦娘に語って聞かせるべきだったし、赤城が見ていた「何度戦っても負ける夢」ももうちょい早く出しておくべきだった気がする。
完全に溜めが不足していたと思う。

アニメ艦これ、2クールを1クールに縮めたみたいな駆け足展開だったので、もうちょい時間があれば遊びも作れただろうし惜しかったな、って感じ。