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[感想]カナエの星

高橋弥七郎×いとうのいぢコンビ再び

読んだ

灼眼のシャナコンビが贈る学園アクションの新シリーズ カナエの星、やっと電書化されたので(文庫版は1年以上前に出てる!!!)読んだ
新シリーズ1巻目ということで、主人公が日常から非日常へと片足突っ込んでいく様を丁寧に描いていて普通にうまいな〜って感じ。最近ラノベの1巻ばかりよく読んでいるので余計にそう思った。
読んだその日にざっくりとでも感想残しとかないと忘れてしまうのでメモ書きしておきます。


あらすじ

ヒロイン(小五)「世界を滅ぼす」
主人公(中二)「世界を守る」
小五
ロリ


学園もの

最近のラノベは基本学園が舞台で、まず日常パートで学園生活を謳歌したりヒロインとイチャイチャさせたりして、んで非日常パートでバトル!って流れが多いと思うんだけど、問題はこの非日常パートが終わったあとどう後腐れ無くスムーズに日常に戻すかみたいなのが求められていて、(例えば殺人OKな世界観にしてしまうと「学園が戦闘訓練施設」みたいな対魔導学園35試験小隊アブソリュート・デュオみたいなやつでもスムーズに日常パートに戻りづらい)そのへんカナエの星はというと、今のところトラブルソースである妹が非日常を自由に出し入れ出来る役割になってるっぽくて上手いと思った。主人公に一番近い場所に居る妹のさじ加減ひとつで日常にも非日常にも出来るの、まあぶっちゃけ迷惑千万なんだけど、破滅に至る直前で止めれば人的被害は殆ど出ないような仕組みになっているので(!)今後夏は水着でバカンス、冬はクリスマスなど時節のイベントを盛り込みつつドラマを盛り上げていくのかなと思った。
世界の命運が兄と妹とその周辺のいざこざで決まってしまうあたり、まさに正しくセカイ系〜って感じだしシャナもそうだったよな〜とか思ったり(ヽ´ω`)
面白いです。
あとは妹に相対するヒロインを早く出していい感じに恋の鞘当てを期待したいところ。


電書版は今月ようやく2巻と3巻が出るらしい。電撃の電書化は本当に遅いのでなんとかして欲しい(ヽ´ω`)