Gumroadについて思ったことなどちこちこ

最近海の向こうでサービス開始された…かと思ったらこっちの盛り上がりを即座に察して即日本語化しちゃうとか開発チームのフットワークの軽さスゴいな!

ええと最近巷で話題になってるGumroadおもしろいですねー。どういうサービスかって言えば、クリエイターが作ったモノ(画像、音楽、プログラム)を簡単に販売できるリンクを生成してくれるってサービスなんだけど、売り手はモノさえあれば即販売可能、買い手はクレジット決済と手続きが従来のサービスよりシンプル(というかぶっちゃけてる)なんですね。ええと、twitterにもちょろちょろ書いてみたんだけどこのGumroadについて思ったことなど軽くまとめてみますよ。

これどういうサービスなので?

→このあたり参照してくだち。→公式
ええとこのサービスは、自分で作ったアイコンやソースコード、写真、一枚絵みたいに従来販売できなかったようなちっちゃいモノをリンク経由で販売できちゃうってサービスなんですね。こういうシステムって昔からぽつぽつあったと思うんだけど、今までと決定的に違うのは「リンク一つで即販売できる」ってコトなんですね。売りたいモノをGumroadに突っ込めば即リンク発効してくれて、買いたい人はそのリンクポチればクレジットカード決済で即購入できるという。この簡易さスゴいですね。(従来型のオンラインショッピングっていざやろうと思ったらカート設置やらクレジットの有無、法的うんちゃらかんちゃら考えなきゃいけないんではい…。)
Gumroadを紹介してたITmediaではITちゃんの同人誌を売ってたんだケド、従来は同人誌を売るのに、イベント参加したり、同人ショップに卸すならショップの審査→納品→売り上げまでえらい時間かかったり、そもそも売れるようなボリュームになるまでのモノ作る敷居が結構高かったりするんですよね。Gumroadでちょろっと作ったモノリンク化すれば即販売できるワケでしょう?このスピード感スゴいですねえ。

おひねりシステム

で、んじゃ積極的に同人なり作品を売りたいん?って言うとぶっちゃけそうじゃなくって、コレ、新しいおひねりシステムに化ける可能性があるんじゃないかって思っているんですよ。
たとえばいつもお世話になってるtwitterのフォロワーさんに何か送りたい、好きなフォロワーさんにおひねり渡したい。って思っても、従来はなかなかそういうコト出来なかったんですよね。現在この「おひねりシステム」で割と普及してるのはamazonウィッシュリスト(欲しいモノをカートに突っ込んだリスト。ポチると相手にモノが届く)だと思うんだけど、Gumroadはそれより気軽にポンとおひねり渡せるの大きいんじゃないかなーとか思うんですよ。っていうかもう具体的に名前書いちゃうんだけどミゲルさんがアイコン描いて1ﾄﾞﾙとか値付けしたらこりゃもうﾌﾂｰに払っちゃうと思うんですね。好きなフォロワーさんに直接課金できる。言わば有料ふぁぼみたいな?Gumroadがtwitterのふぁぼとウィッシュリストの中間を埋める存在になっていけばいいのになーとか思ったり。
※この手のおひねりシステム語るときにいつも書いちゃうんだけど、ここをカラースター(はてなのサービス)(有料)が埋める未来もあったと思うんですよね。はてなが有料スターを導入したとき、真っ先に想像したのはもらった人が換金出来る換金可能スターの実験なんじゃないかって思ったので。まあ大量のスターがやりとりされるうごメモが低年齢ユーザをメインターゲットに据えているのでこの筋は消滅したと思うんだけど、はてな的にははてポに代わる独自通貨を発行できるチャンスだったのに惜しかったなーとかぼんやり。
っていうかGumroadについてもっとアレなコト書いちゃうんだけどたとえば「女児アニメ放映後の剥ぎコラ拙いけどﾑｯﾁｮ抜ける(byふたば)」って至言だと思うんですよ(ｺﾗ!)実況後剥ぎコラ1ﾄﾞﾙってなったらこりゃもう権利者に見つかったら全力ダッシュからのグーパンモノなんだけどｺﾚ余裕で1ﾄﾞﾙ出すわﾏｼﾞ…。まあｺﾚは極端すぎる真っ黒な例なんだけど無辜の才能に1ﾄﾞﾙ払う仕組みがあってもいいと思うんですよねえﾀﾞﾒｶﾅ?

冷や水ぶっかけマンについて

で、こういう新しいサービスが勃興するたび文句つけるマン(通称重箱の隅突っつきマン)が必ず現れて冷や水だけぶっかけて去っていくんだけど、早速ほうぼうで冷や水ぶっかけマンが登場してて萎えるなど。とりあえずサービス立ち上げて、クリティカルな問題点は後で埋めるみたいなスピード感、悪くないと思うんですよね…。だって始めてみないと何が起こるか分かんないワケで。youtubeしかりニコニコ動画しかり最初は問題アリアリだったんだけど運用である程度アレな点つぶしていったんだから…。このGumroadもある程度大きくなって流れが不可逆になれば、噴出した問題に対策も講じられると思うんですよねえ。
個人的にこのサービスで好きなユーザさんにどんどんおひねり渡したいマンなので普及すると嬉しいなーとか思ったり。どうでしょ?