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[感想]特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE

(プレ)スーパーヒーロー大戦!

観てきましたよー「特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE」(長い)ぶっちゃけ観る前までは「別に観なくてもいいかなー???」とか思ってたんだけど、いざ観たら内容めっちょ濃くってスゴい楽しめましたよ。いやー堪能しました観にいって正解でしたね。時間も短い(1時間ちょい)んで道中ダレずに済むしお値段1200円なのも嬉しいポイント。休日ちょっと観るにはホントいい映画ですね。大満足ですよー。特撮好きには文句なくお勧めできる一本なんじゃないかと。
んでは感想などちょろちょろ書いてみますよ。ネタバレも何も無いと思うんだけど、まあ一応折り畳みますー。
(※うろ覚えなんだけど、vs戦隊って一時期はVシネでしたよね?(もっと昔は映画だったんだっけ?)それが戦隊の人気で映画化してもペイ出来るってなって(ゲキレンあたりから復活したイメージ)「現戦隊がクライマックスになるこの時期」にやるようになったって記憶なんだけど、プリキュアが春の映画で今キュア→新キュアに志を引継ぐのに対し、最近のvs戦隊は「一年お疲れ。スーパー戦隊として認めてやんよ!」的アレになってる気がするんですよね。違うです???これは大先生に伺いたいトコロ)

やっぱゴーカイって神戦隊だわ

戦隊と同じ特撮カテゴリである仮面ライダーって、平成こそディケイドからクロスオーバー上等になったけど、昭和は初代からいきなりクロスオーバー的構造だったんですよね(一号二号って構造がまずソレだし、現ライダーが苦戦してるとシレーっと過去ライダーが戻ってきて稽古つけたりする)
だけど戦隊は違って、基本分断されていたじゃないですか。だから苦労して地球を救った翌週から新たな敵組織が登場して、んで新たな戦隊が爆誕って流れなんだけどこれ子供心にすんごいモンニョリしてたんですねお前等先週までやってた最後の戦いは何だったのよ的な。
それをひとまとめにしたクロスオーバー戦隊がゴーカイジャーなんだけど、彼らが現れることで戦隊という世界観が実は地続きであり、新戦隊のピンチには旧戦隊が駆けつける!的シチュエーションを普通に使えるようになったのはスゴく大きいんじゃないかなーって思ったり。
ゴーカイ以降の世界ではクロスオーバーがデフォになるから、従来2戦隊の競演的作品だったvs戦隊がある意味毎度スーパーヒーロー大戦的ビッグスケールになるってのはスゴい発明だよなあって思うんですよハイ。
今回ゲストに先代殿が登場したり恐竜や(キョウリュウジャー繋がり)がシレーっと登場したりしたけど、今までスタッフの遊び心で入れてたこういうシチュエーションが公式化されたのは良いですよねえ。やっぱゴーカイって神だわ。

ゴーカイゴーバスキョウリュウにそれぞれ見せ場があって良かった

今回メインを張った戦隊はゴーカイ、ゴーバス、んでお披露目としてキョウリュウが出てきたんだけど、やっぱゴーカイは華がありますねー。過去戦隊を常に引っ張り出せるから殺陣もド派手になるし、今回はさらに巨大レンジャーキーでロボのクロスオーバーまでやって見応えがありましたな。こういう過去資産を使えるのはホント大きいよなあって思ったり。でそんな派手さを纏ってなお堂々たる立ち回りをするキャプテンマーベラスの主人公ぢからはスゴい。やっぱゴーカイって神だわ。で、ゴーカイと比べるとぶっちゃけ地味なゴーバスなんだけど、本編で見たかったシチュエーションであるバディロイドの死がようやく来たんでこれまた満足でしたね。バディロイドを最初に見たときこれ電王のイマジンなぞる気満々やろーとか思ってたんだけど、いざ死亡→フォーマット化のシーンを見るとウオオオオってなりますな。このおかげでゴーバスにも重きがおかれて良かったんじゃないかと。
そして満を持してのキョウリュウワロタ。ノリが軽い!初期オーズっぽい!そしてゴーオンっぽい!(不吉)神。冒険キメたあとの戦隊が無難なスタイルに戻るって展開はどうしてもゴーオンを思い出しちゃうんでどうなることやらってなりますな。まあホラ恐竜モチーフ戦隊はウケるって実績あるから(震え声
はい堪能しました。次の映画はスーパーヒーロー大戦2ですか。前回は海道が盛大に釣られて終わったんで今回は誰が道化になるかホント楽しみですよ(ヒドい)