［感想］HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス
観た
変態仮面 アブノーマル・クライシス レイトショーで観てきた。
前作が低予算ながら割とスタンダードなヒーローものをやってたのに対して(表現方法はともかく)、今作はそこそこ予算が出たのか摩天楼をバックにワイヤーアクションをしたり、まんまドクター・オクトパスなヴィランが大暴れしたり、ヒロインの愛子ちゃんがMJばりのクソビッチぶりを披露したりと全編これサム・ライミ版スパイダーマンのパロディになっててああうん…って感じでしたよ。
ライミーマン2の人間リフトをまんまやってきたのは流石に笑った。
前作を劇場まで観に行った位の人は(僕のことです)まあそれなりに楽しめるのではないかと。
前作がヒーロー誕生の物語なら今作はヒーローのその後って感じの話で、主人公である色丞狂介がヒーローを続けるかヒロインを取るかで悩んだり、新たな敵に苦戦するも修行の末新たな能力を身につけたり、ヒロインにいいように振り回されるもなんだかんだで元鞘に収まったりしてた。今作のヴィラン(柳楽優弥)とは和解したっぽいので、もし次回があるなら共闘するかもしれないですな。実は映画の変態仮面ってストーリーラインは意外なほど原作に沿ってるから(ヒロインが渡米するのにも理由がある)真ヒロインである四季春夏が出てきて三部作としてきちんと締めてくるのかも。
