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境界線上のホライゾン最終回など見た日記

分割2クールのFate/Zeroもいいトコロで終わって続きは春とかもうね…。

というコトで境界線上のホライゾン終わっちゃいましたね。(続きは夏らしいですよ?)なんだかんだグダグダ言いつつ結局全話まるまる見ちゃったなあ…。個人的には最後の最後までトーリという主人公に感情移入出来なかったので何ともウーンなカンジだったんだけど、周りの評判は概ね良さげーの円盤の売れ行きも良いらしーのでまあ川上信者(?)としては複雑な心境です。

最終回に野球回を持ってくるアニメは名作!

えーと今週は前回の事後処理みたいなエピソード(感情の創世)に次クールの伏線出す(新キャラ+新たな火種)って回でしたか。物語的には先週ホライゾンを説得出来たって時点で一応の決着を見てるんで、ラストあからさまに「次回に続く!」って終わりでも、まあいいのかな…とか思ったり。今クールは結局、トーリ(王様)が、自分の仲間(兵隊)とホライゾン(妻)をどう説得して戦いに駆り出させるかって話(つまりは身内の話)でしたからねえ。本格的な戦い(相手陣営の描写)は次クールから!ですよ。
ウウン…ウウン。まあなんやかんや言いつつ次クールも見ちゃうんだろうなあ…。

結局最後の最後までグダグダ言っちゃうクラスタ

個人的なアレで申し訳ないんだけど、この境界線上のホライゾンを自分の中で消化出来てない理由は、いわゆるハーレムアニメとは真逆の構造をしてるからなんですよね…。
ハーレムアニメってのは主人公のまわりに魅力的なヒロインが次々集まり恋の鞘当てをするってアレなんだけど(ISとかまよチキ!とか)この境界線上のホライゾンってのは、あまた居るヒロインが皆トーリの方を向いてないんですね。理由はホライゾンって本妻が居るから。
その上「境界線上のホライゾンは主人公の妻の感情を取り戻す物語である」っていう強固な設定で縛りをかけてるので、設定的にもヒロイン達の付け入る隙が無いという…。「主人公の身持ちが固い理由を設定で縛る」こういうのまさに川上作品って印象ですよ。
で、これを踏まえた上で主人公を「女好き」「下ネタ好き」「まロい」ってしてるからうへえってなっちゃう。
ヒロイン達を設定で拒絶しておきながらちょっかい出すって言うチャラ男感がどうにも受け入れられなくてアレなんですよね…。ラッキースケベってのは向こうからやってくるからラッキースケベなのであって「主人公サイドから能動的にヤっちゃうと」鼻につく感。よくハーレムアニメの主人公が鈍感だの恋愛に無頓着だの言われるんだけど、あの造形ってのは試行錯誤の果てに生み出された極点なので…。
この2点がハーレムアニメ大好きな自分には合わないのかなあ…とか思ったり。だけどこれが川上作品…なんですよねえ…。