［感想］ヴェノム
週末に公開されたヴェノム、さっそくレイトで観てきた。
なんというか、寄生獣をハリウッド映画化したらこうなるみたいな見本だった。
つまり
主人公には恋人がいてチュッチュ(ありえんくらいチュッチュする)
恋人の今彼ともいい感じに付き合い
寄生してくるシンビオートがやたらフレンドリーで即マッチング完了
(恋人に謝るなら今やぞ!つってアドバイスしたりする!!!)
主人公もそれに悩まない。
ネアカすぎるだろ。
これが寄生獣だとシンビオートと人間の価値観の違いに時間をかけるだろうし、
シンビオートの殺しについてもっと掘り下げると思うのよね…。
まあ日本がウエット過ぎるのかね。
ただこれは自覚的に描いてるんだろうけど
善悪の判断が好悪に寄りすぎというか
要は善人と悪人を主人公があっさり仕分けして悪人は殺してもOKみたいにしてんの
見てるぶんには気持ちいいけどウーンつった。
この好悪のジャッジ、多分カーネイジ(より純粋な殺し)への繋ぎにしてるんかなって感じた。
しかしソニー・ピクチャーズの映画ってことで
一応カーネイジは出せるとしてスパイディは出せないくさいの
ちょっとつらいわね。
おわり
