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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

やっと観にいけましたよ


今年のクレしん逆襲のロボとーちゃんやっと観に行ってきました。前売り買ったの消費税アップ前の3月とかワロタ。劇場公開終了になる前に行けて良かったですん。
そいえば今回はいつも行ってるシネティアラ(熊谷)やMOVIXさいたま(さいたま新都心)じゃなく、鴻巣にあるこうのすシネマって映画館で観たんだけど、ここって官民共同運営の映画館らしいですな。(鴻巣市民はカードを作ると常時1400円で見られるらしい)前は民間経営だったんだけど震災でハコが潰れちゃったんだとか。熊谷は震災の被害そんな無かった感じだったんだけど、近所なのに地層の違いか鴻巣は結構被害があってびっくりしたんですよねえ。家屋の屋根瓦も結構壊れてたっぽいしねえ…。
ということで、建て直してから初めてここを訪れたんだけど、なんかスクリーンの案内板が妙にお役所っぽい分かりやすさ重視の表記になってたり、スタッフは多いのに窓口がめっちゃ少なかったり(2つしかない)なんか民間の映画館とはひと味違った映画館になっておりましたよ?
さて、ロボとーちゃんですがめっちゃ良かったですん。
ロボとーちゃんの機能が割とショボイみたいな序盤の展開から、ラストのこぶしバトル(拳にあらず)まで超ベタなんだけど劇場でめっちゃ笑ってしまったですよ。
名作だと思いますん。個人的には最近のクレしんで嵐を呼ぶオラの花嫁位いい作品だったなーって思ったり(何)
だいたいロボ繋がりで芸能人枠からコロッケを一本釣りとかスタッフ頭おかしすぎるでしょ(誉め言葉)
コロッケがなぜ起用されたかについてはオチ前に明らかになるんだけどある意味豪華(?)な展開になるのでここも見所ですなー。
んでは感想などメモ書きしときますよ。もう時期も時期なんでネタバレもなにもないと思うんだけど一応折り畳んどきますん(定型文)
今年の映画はとーちゃんがロボットになる!って予告で流れたとき、ロボットならではのダイナミックなアクションを取り入れたヤキニクロード的コメディ映画になるのかなー???って想像したんだけど、ロボとーちゃんの正体が実はとーちゃんの脳をコピーしたコピーロボットだって聞いてヒエッってなりましたん。
だってこれ、ロボとーちゃんを殺す気満々やん!しんのすけに父との死別を経験させる気満々やんって思ったんですよ。とーちゃんがロボットに改造されたってだけなら、元に戻ってハイ終わり(パン)ってなるけど、コピーとなれば話は別ですからねえ。ロボとーちゃんが死んでも代わりはいるもの…。ザ・SF!ですわ。
となると関心はどうロボとーちゃんが死ぬか。ですよね。
自分が野原ひろしではなく、ひろしの記憶をコピーされたロボットだと気づいたロボとーちゃんが愛する家族を目の前に(おそらくオリジナルの自分の目の前で)どう死んでいくか。その死に様をどう描くか。他の映画ならともかくクレしん映画なら間違いなくここ逃げないですよね。もうホントこれを楽しみに映画観てきました(ゲス顔)
結果ロボとーちゃんがどうなったかって言うと、めっちゃド直球に自分こそがオリジナルでコピーだとは認めない!と来て、そこから大切な家族をオリジナルのとーちゃんに託して死ぬ。までやってきましたね。これは涙不可避ですわ。
今までのクレしん映画同様、この激重テーマを小手先で誤魔化さず切り込んできて参りましたん。
ラストの腕相撲のシーンめっちゃ良かった。コピーもオリジナルも関係ない。野原ひろしなら腕一本で家族を守るってのが象徴されたいいシーンでしたな。そして自分の腕で守れなくなったことを悟ったからこそオリジナルに家族を託して死んでいったんですね。
これねーこれもし展開が逆で、もし生身のとーちゃんがラストバトルで致命傷を負ったとなったらきっと、ロボとーちゃんがオリジナルから家族を託され死んでいったと思うんですよ。その後のテレビシリーズ?知らん。
返す返す映画シリーズがパラレルワールドを容認してなくて良かったですね…としか…。
なんというかクレしん映画はこの辺ホントガチンコやりますなーって思いましたよ。
堪能しましたん。
やっぱクレしんおもしろいですなー。これは来年も観にいきたいですねー。